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ルイーザからレティシアへ

すべての偉大な男性の後ろには、偉大な女性が立っている。
Gabriel-Marie Legouve.
1875

ルイーザ

"ルイーザ・コアントローはエドゥアール・コアントローの傍らに立ち、舞台裏で活躍していました。エドゥアールがいる所にはいつもルイーザがいたのです。 彼女は裕福な家庭にルイーザ・エイメー・モテーとして生を受けました。1875年に結婚し、エドゥアールの献身的な妻となりました。同年にエドゥアールが「コアントロー」を生み出しました-それはベースにスイートオレンジピールとビターオレンジピールを使ったリキュールであり、妻でありミューズであり秘密を打ち明けられる親友でもあったルイーザがイメージした、自由に考えて行動するパリジェンヌにインスパイアされたものです。 "

1929

"そう、ルイーザ。当然のことながらルイーザ。そして明らかにルイーザ。 エドゥアールの影に隠れたルイーザは「コアントロー社の導き手」として知られていました。ほとんど口を開きませんでしたが、彼女は会社と女性解放のために多くのことを成し遂げました。多くの可能性を開いたのは彼女でした。 後にUnion des Femms de France(フランス婦人会)の代表を務めた彼女は、そのチャリティ活動を評価され、1929年にフランス最高の栄誉「レジオン・ドヌール勲章」を受章した最初の女性の一人でした。第一次世界大戦から帰還したフランスの負傷兵の治療のための病院を自費で開設したことが評価されたのです。 そしてまた会社の社会的方針を担当したのも彼女でした。「誰でも事業の成功に自分なりに貢献しているのだから、報いられるべき」と信じ、斬新な方法も採用しました。 "

社会性

ミューズ

"インスピレーション、ミューズ、世界的に活躍する女性、芸術、そして文化…ルイーザは女性とアーティストを支援しました。時には保護者のように、そして時には出資者として-ルイーザは、常に革新的で情熱的、大胆に生きました-この3つの形容詞こそがその後ずっとブランドの基礎として根付いています。 彼女は20世紀半ばに亡くなりましたが、今も彼女の精神は息づいています。では、今日のルイーザは誰でしょうか?本物のパリジェンヌである女性、そしてラ・メゾン・コアントローのクリエイティブディレクターたる人物は?"

その答えは明らかですーそう、レティシア・カスタ

"レティシア・カスタは典型的なパリジェンヌです。 「自由に考えて行動し、自分の運命の覇者であり、そして誰も予想だにしない場所に進む女性。頭脳明晰で、陽気で、情熱的。誰よりも自分のテリトリーをわきまえているが、自らが作りあげた道にやってきて進もうとする女性を止めようとはしない。彼女は自然体であるための良識と知識を備えた女性―まさに流星です」 "

女性
クリエイティブ・ディレクターとして
«「私にとってクリエイティブ・ディレクターであることは何よりも自分の言葉を持っていることを意味します」 ». 
何よりもクリエイティビティ
「このパートナーシップはクリエイティビティとそれを愛する心から生まれました。私はラ・メゾン・コアントローの歴史と、今も守られている価値観に感銘を受けました。女性の歴史とも言えるルイーザのストーリーゆえに、深く深く結びついたコラボレーションなのです。女性はみな、クリエイティビティ、ひらめき、そして私たちが今生きているこの時代への独特の視点で、日々の物語を紡いでいるのです」
"女性 「女性には品位があります。神秘的でもあります-それは男性があまり持ち合わせていないもの。女性は自らの肩で世界の重みを支えています。そして限りなく深い何かがあります。その小さな火花のように弾けるきらめきもまた、私が探り出したいと考えているものなのです」 "
女性らしさ "「女性らしさは単に身体的なものではありません。それ自体に注目する必要はないのです。女性特有の魅惑的な姿は、自信と魅力があってこそ手に入れられます。でも弱みと不安とも隣り合わせです。そして時を重ねて、さらに美しくなっていきます。 女性であるということは、ただ大人しく座っているだけではダメなのです。自由は、あらゆるルールと慣習から勝ち取るものだから。様々な形で自分らしくあろうとする方法、自分自身のすべてを受け入れる方法を知っていること。私にとっては、女性らしさは自由、大胆さ、自己表現、そして世界に対してオープンであることと同じ意味なのです」 "

レティシア・カスタ・インタビュー

芸術

私の強さ

"「私の強さは私自身の中にあります―それは『抵抗する力』です。まるで悪天候や冬の寒さに耐えて力強く立っている小さな草花のよう。こうした草花は地面にしっかり根付いているから立っていられるのです。私は人生にしっかりと根差しているから立っていられるし、自分の身体と調和して生きています。私はいろいろな経験をした、言わば古いタイプの人間です。日々自分自身と戦い、和解しています。私を救ってくれたものは常に他の場所にありました。美しいものは心を落ち着かせてくれます。嫌なことを忘れ、自分を解放する手段ですね。
もともと私は常に後ろを振り返るタイプではないのです。過去のことは覚えているけれど、囚われない。例えば、本当の意味での少女時代は短かったけれど―そのすべての断片を覚えていて、少女らしくきらめいた時間がつい昨日まであったように、時間を繋げているのです。でも若さを取り戻そうとはしません。年を重ねることを喜んで受け入れる、ちょっと天邪鬼なところもあります。
そんな私を引き寄せ、守り、あらゆる機会を与えてくれるのは『光』です。人は私の人生を輝かしいものと褒めてくれるけれど、自分としては『キャリアを築こう』と意識したことはありません。むしろ私はつつましくひっそりと静かな生活を送りたいと思っています。だからこそ私は情熱的な人たちが好きなのです。彼らは自分の人生を一筋の研究や理想に捧げています。科学者、作家、画家、あるいはダンサー…その職業に関わらず彼らは、人生で為すべきものに焦点を当て、人生の意味を問い続けているからです」"

私の意志が持つ力

「哲学者バシュラールのように、私はクリエイティビティが意志の源であると信じたいのです。そしてその想いの力こそが夢を現実に変え、まるで土台から家を建てていくように、もっと夢を持つことを可能にするのです。私の人生はこの信念からできています。それが驚きや幸せな瞬間を無限に運び込んでくれるのです」

モットー

「充実した人生を送ること。私自身の疑問に立ち向かい、探索し、創造し、そして乗り越えることで、私は他の人たちと心を通わせることができます。自分自身を見つけ出し、改革するのです。縛られることなく、大切なものとつながっていることが重要なのです」

約束

「人工的でなく、表面的でもないこと。『本物』が登場すること。この約束を介して、コアントローはメゾンをアーティストと結び付けるチャレンジを続けています。自ら挑戦し続けると同時に、私にクリエイティブ・ディレクターに就任する機会を提供してくれました。さらにコアントローは私に単なるアンバサダー以上の存在になることを求めています。これこそが私が心から待っていたチャンスなのです」