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職人の叡智 職人の叡智

職人の叡智

コアントローの創業から今まで全く同じ製法が受け継がれています。 そのエッセンスが五感をくすぐるオレンジピールの選別から、アロマの理想的な調和を引き出すブレンディング、そして1世紀前にエドゥアール・コアントローが使用していた19基の銅製蒸留器によるグランドフィナーレまで。 現在では、マスターディスティラーのキャロル・カントンがコアントローの知覚を守っています。

マスターディスティラー

マスターディスティラー

マスターディスティラー

ガーナのオレンジ農園を訪れる、蒸留所の蒸留器の重量を計算する、研究所で新しいピールの品種をテストする、世界中のバーテンダーや販売業者にリキュールの五感をくすぐる感覚を見せて回る…… コアントローのマスターディスティラーの責務は多岐にわたります。

コアントローの「鼻」となったキャロル・カントンは、長年培ってきたブランドの知識と味覚、揺るぎない地位を堅持します。エドゥアール・コアントローが築いたままの姿を守る番人です。

6代目マスターディスティラー、キャロル・カントンは、コアントローの唯一無二のフレーバーと知覚を保証します。 巧みなバランス、本物の味、芳醇な香り。そのレシピは誕生から大切に守られつつも進化を続けています。

「エドゥアール・コアントローが創り上げたコアントローリキュールの変わらぬフレーバーを守っていくこと、それが私の役目です」――マスターディスティラー、キャロル・カントン

コアントローのノウハウ

素材選び

素材選び

スイートとビターのオレンジピールがコアントローの要。マスターディスティラーの最初の仕事は、アロマを手掛かりにオレンジピールを選ぶことです。

どんな作物でも同じように、年や産地によって品質が異なり、その微妙な見極めが肝心です。 最高品質だけにこだわるため、ロットや生産者ごとに毎年入念なチェックとテストを実施しています。

オレンジの木も生育地の影響を強く受けます。 キャロル・カントンは生産者と緊密な関係を築き、厳格な基準が遵守されていることを徹底します。 植え付け、開花、剪定、手入れ、水、収穫、ピーリング、乾燥…… キャロルはオレンジ農園の管理と収穫にも精通しています。 そして一切の妥協を許さず最高品質のピールを選び抜きます。

ピーリングと乾燥

ピーリングと乾燥

ピーリングと乾燥は、極めて高い精度を要する手作業です。

オレンジは正確な形と厚みを確保するため、伝統の手法を使って一つ一つ手作業でピーリングします。 ビターオレンジは1本のリボン状に皮剥きし、スイートオレンジは4等分にします。 そのピールは、水分含有量が11%になるまで、個体や天候に応じて3~5日間天日干しにします。

ブレンディング

ブレンディング

オレンジピールとエッセンスの質が鍵であるのは確かですが、これらを引き立たせるのは、ブレンドの技です。

エドゥアール・コアントローをはじめ、彼の後継者や歴代のマスターディスティラーたちが最も気にかけてきたこと、それはリキュールの品質を一定に保つこと、スイートとビターのオレンジエッセンスが持 味を完璧なバランスでブレンドすることです。 現在、その精密なバランスを保つために、ロット差に合わせて配分を細かく調整しています。

蒸留

蒸留

日が沈む頃、蒸留室にて蒸留作業が始まります。
創業者の志を守りつつも、長き進化を続けてきたデリケートなプロセスです。 銅製の連続式蒸溜機に、正確に計算されたスイートとビターのオレンジピール、アルコール、砂糖、水を投入します。 スイートとビターの乾燥ピールは、蒸溜器内で水分を得てエッセンスを放出します。 朝には完了し、蒸溜が始まります。「心」、つまり最も強いノートだけを抽出する要所であり技の見せ所です。
マスターディスティラーの監督のもと、コアントローのオペレーターたちはこの特別な蒸溜器を「運転」します。 蒸溜のスピード、温度、還流、蒸溜速度などを精密に設定します。 ここでも人の手が鍵で、五感を最大限に活用します。ボイラーの熱を感じる触覚、タンクに満ちる蒸気やコラム内の気圧に注意する聴覚と視覚、蒸溜の香りを測る嗅覚。 最後に、何よりも重要な味覚でリキュールの質を確かめます。

レシピ

レシピ

コアントローが卓越しているのは、製造プロセスを徹底しているだけでなく、オリジナルレシピの創意工夫もその秘訣です。

まずは、幾重にも重なり芳醇さを醸し出すアロマです。 エドゥアール・コアントローには、オレンジの持つ魅力をあらゆる形で引き出す天才的な閃きがありました。 彼によるフレッシュ、ドライ、ビター、スイートのブレンドは、類まれなアロマバランスを生み出しました。
そしてアルコール。 理想を完成させるためにエドゥアールが選んだのは、香りを歪めることなく、隠すことなく、ごまかすことなくエッセンスを抽出できる、ニュートラルで透明かつまじりっ気のないアルコール。 その効果はてきめんでした。 当時の他社のオレンジリキュールに比べフレーバーを3倍も凝縮させたクリスタルのようなリキュールを作り出すことができたのです。 彼のレシピが革命的である最後の要因は、控えめな糖分です。砂糖はしばしば蒸留の際に苦みや欠点をカバーするために用いられていました。
今日では、エドゥアールの遺産を受け継ぐキャロルがコアントローの唯一無二のフレーバーを守り続けています。

品質管理

品質管理

品質について、妥協は一切ありません。

コアントローの品質管理チームは、原材料の受け取りから最終製品まで、全ての過程で厳格なチェックを行っています。 製品が仕上がると、コアントロー蒸留所の70名の専門審査人が毎日チェックを行い、エドゥアールの時代より守られてきたレシピにあらゆる面で忠実と認められたもののみ印が与えられます。 これを通過したものだけがリキュールとしておなじみの四角いボトルに注がれることになります。

ボトル

ボトル

エドゥアール・コアントローは、どんなに素晴らしい製品も個性ある姿がなければ無であると考えました。 天才的であったのは、クリスタルのように透明なリキュールを特徴的な琥珀色の四角いボトルに収めたことでした。これは当時革新的なデザインであった女性用香水瓶から着想を得たものです。

コアントローのボトルは、一目でわかるよう戦略的にデザインされたものですが、ブランディングばかりが目的だったのではありません。 ボトルのあらゆる部分に意味が込められているのです。 まず、4つの面はリキュールの4つの素材であるオレンジエッセンス、水、アルコール、砂糖を象徴しています。さらに世界の4つの角も見立てており、全世界から素材を仕入れ、世界に発信していくという志を表しています。 銅のキャップはコアントロー蒸留所で創業当初から稼働する蒸溜器へのオマージュであり、赤いリボンとシールは品質の保証です。ラベルはこれまでの数々の賞を示し、創業者への敬意を込めてエドゥア ル・コアントローのサインを刻んでいます。

現在、全てのコアントローは、世界にただ一つの蒸留所を構えるアンジェで瓶詰めされています。

カクテルのアート

The art of the cocktail

カクテルが   アートの域に達し、世界中が夢中になっているのは周知のことです。 スカンジナビアの艶やかなカウンター、ブエノスアイレスの心地よいリビング、上海の賑やかなナイトクラブ、シカゴの秘密の酒場――世界のどこであれ、カクテルは愉悦の一時。

コアントローは、カクテルにはなくてはならない存在となりました。 サイドカーからコスモポリタンまで、その誕生から350種類以上のレシピが編み出され、その数は今なお増え続けています。

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